モートン病の靴選びで押さえたい4つの条件と幅広でも痛む理由

「歩くたびに、足の指の付け根がピリッと痛む」「靴の中に小石が入っているような違和感がずっと消えない」そんな症状で受診して、「モートン病でしょう」と言われた方もいらっしゃるかもしれません。

そのときにすすめられることがあるのが、足に合った幅の広い靴です。ところが、いざ幅広と書かれたスニーカーに買い替えてみても、痛みがあまり変わらなかったとの声は少なくありません。

また、市販のインソールを入れてみたら、甲が窮屈になってしまった経験をお持ちの方もいるはずです。

実は、足指の付け根への負担に配慮した靴選びで大切なのは、幅の広さだけではありません。

この記事では、モートン病でお悩みの方が靴を選ぶときに押さえておきたい条件と、幅広の靴に替えても変化を感じにくい理由を整理してお伝えします。旅行や買い物の予定を、足元の不安を抱えずに迎えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

なお、この記事はスイス生まれのコンフォートシューズブランドJoya(ジョーヤ)がお届けしています。Joyaは、ドイツの脊椎健康推進協会(AGR)から脊椎にやさしい製品として品質ラベルを受けた靴を展開しているブランドです。AGRは業界や販売店から独立した中立の機関で、専門医などで構成される委員会が製品を審査しています。

豊富なラインナップを展開しているため、どのようなものがあるか気になる方は、以下よりチェックしてみてください。

» Joyaの靴をチェックしてみる

目次

モートン病の方に適した靴に共通する4つの条件

モートン病の方に適した靴に共通する4つの条件

医療機関で「足に合った幅の広い靴を」とすすめられても、具体的にどんな靴を選べばよいのか分からないという方は少なくありません。幅の広さだけを基準にすると、かえって足への負担が増えることもあります。

足指の付け根への負担に配慮した靴には、共通する4つの条件があります。

  1. 足指を動かせるゆとりがつま先にあること
  2. 甲とかかとをしっかり固定できること
  3. 足指の付け根を強く反らせずに歩けること
  4. 着地の衝撃を吸収してくれること

それぞれ順に見ていきましょう。

①足指を動かせるゆとりがつま先にあること

つま先が細い靴は足指を圧迫し、自然な動きを制限しやすくなります。靴の中で足指をグーパーと動かせる程度のゆとりがあるかが、最初の基準です。

ただし、ゆとりを確保するために大きすぎるサイズを選ぶのは逆効果になります。大切なのは、つま先だけにゆとりを持たせるという考え方です。指先に1cm程度の余裕があり、指先や爪が靴に当たっていないかを確認してみてください。

②甲とかかとをしっかり固定できること

靴の中で足が前後に動くと、脱げないように指先へ余計な力が入ります。この状態が続くことが、足指の付け根への負担を増やす要因のひとつと考えられています。

靴ひもや面ファスナーで甲を締め、かかとが浮かない状態をつくれる靴を選びましょう。試着のときは、かかとをヒールカップ(靴の後ろ側にある、かかとを包む硬い部分)に合わせてから甲を締めます。そのうえで実際に歩き、かかとが上下しないかを確かめると判断しやすくなります。

③足指の付け根を強く反らせずに歩けること

歩行時に足指の付け根が反り上がる動作は、前足部に負担がかかりやすい局面です。靴底がつま先とかかとで反り上がったローリング形状であれば、関節を無理に曲げずに、体重移動だけで前に進みやすくなります。

売り場では靴を手に取り、つま先側が指1本で簡単にぐにゃりと折れないかを確かめてみてください。簡単に折れ曲がる靴は、歩くたびに足指の付け根が反り上がりやすくなります。

④着地の衝撃を吸収してくれること

アスファルトやコンクリートのような硬い路面は、着地の衝撃をほとんど吸収してくれません。靴底が薄い靴では、その衝撃が足裏に伝わりやすくなります。

ここで確認したいのが、かかとだけでなく、足指の付け根の下にも厚みがあるかどうかです。スポーツシューズなどは、かかと部分のクッションが厚い一方で、前足部は薄くつくられている場合があります。痛みを感じる場所の真下が薄ければ、衝撃はやわらぎにくくなります。

もうひとつの目安が、靴底を親指で押してみたときの感触です。沈み込んだあとに元の形へ戻る反発があるかを確かめてみてください。押したまま戻ってこない靴底は、履き続けるうちにへたりやすい傾向があります。

モートン病で足指の付け根に負担が集中する3つの理由

足指の付け根に痛みや違和感が出るとき、その部分だけに問題があるとは限りません。足の構造や歩き方の癖によって、前足部へ負担が集中しやすい状態になっていることがあります。

ここでは、靴以外の要因として考えられる3つの理由を整理します。

  1. 横アーチが崩れて足幅が広がっているから
  2. 足指を使えず付け根で踏ん張っているから
  3. 歩くたびに足指の付け根が曲がる動作を繰り返すから

なお、症状が続く場合は自己判断せず、整形外科など専門の医療機関へご相談ください。

横アーチが崩れて足幅が広がっているから

足裏の横アーチが低下すると足幅が広がり、足指の付け根への負担が増えやすくなります。この状態は「開張足」と呼ばれます。

また、扁平足やハイアーチ(土踏まずが高く、アーチが強く弯曲した状態)といった足の形状の傾向も、足裏の特定の部分に圧力が集まりやすくなることに関わるとされています。長年ヒールの高い靴を履いてきた方や、立ち仕事で足に負担をかけてきた方は、知らないうちにアーチが変化している場合もあります。

足指を使えず付け根で踏ん張っているから

立っているときや歩いているときに、足の指が地面から浮いてしまっている状態は、「浮き指」と呼ばれます。

足指で地面を捉えられないと、アーチを支える力が弱まりやすく、指の付け根の部分で体重を受け止める使い方になりがちです。足指をリラックスさせ、足裏全体でなめらかに体重移動する意識を持つことが大切です。

歩くたびに足指の付け根が曲がる動作を繰り返すから

歩行では、かかとから着地して足指の付け根へ体重が移り、最後に蹴り出すという流れを繰り返しています。この蹴り出しの局面で足指の付け根が曲がるため、歩数を重ねるほど、同じ場所に負担が積み重なっていきます。

たとえば、レジと品出しで一日中立ち続けたり、営業などで朝から夕方まで歩き回ったりする仕事では、この繰り返しの回数自体が多くなります。歩き方そのものを変えるのは簡単ではありませんが、靴の選び方によって、この動作による負担をやわらげられる可能性があります。

モートン病の靴選びでやりがちな2つの勘違い

モートン病の靴選びでやりがちな2つの勘違い

足指の付け根に痛みを感じてから、幅の広い靴やクッション性の高い靴に買い替えたという方は多いはずです。ところが、履き替えたのに変化を感じられなかったという声も少なくありません。

実はどちらも、方向性としては正しいものの、それだけでは足りないという共通点があります。ここでは、靴選びでつまずきやすい2つのポイントを確認していきましょう。

幅が広ければ楽になる

幅の広い靴は、足指まわりの圧迫を減らしやすくなります。ただし、足に対して広すぎると、今度は靴の中で足が前後に滑ってしまいます。

すると、脱げないように足指を縮こませて踏ん張るため、結果として足指の付け根へ力が集中しやすくなります。サイズが大きすぎる場合も、同じことが起こるため注意が必要です。

大切なのは、幅をとにかく広げることではありません。つま先にはゆとりを持たせつつ、甲とかかとはしっかり固定するという、メリハリのある合わせ方です。幅広の靴に替えても変化を感じにくかった方は、甲とかかとが固定できていたかどうかを振り返ってみてください。

やわらかければ楽になる

靴底がやわらかいだけの靴は、体重がかかると潰れて安定感を失いやすくなります。歩くたびに足指の付け根の位置で靴が折れ曲がり、関節が反り上がってしまうのです。

一方で、靴底が硬すぎる靴は、着地の衝撃が足裏に伝わりやすくなります。やわらかい靴で痛みが引かず、次に硬めの靴を買ってみたものの、今度は路面からの突き上げが気になるといった板挟みに悩む方は少なくありません。

大切なのは、硬いかやわらかいかという二択ではありません。着地の衝撃をやわらげることと、歩くときに足指の付け根を強く反らせずに済むことです。この2つは、靴底の形状によって両立しやすくなります。

モートン病の方が避けたい靴の特徴4選

どんな靴を選ぶかと同じくらい、どんな靴を控えるかも大切です。ここでは、足指の付け根へ負担がかかりやすい靴の特徴を4つ挙げます。

  1. つま先が細く足指を圧迫している
  2. ヒールが高く前足部に体重が偏っている
  3. かかとや甲を固定できない
  4. 靴底が薄く衝撃が伝わりやすい構造である

すべての靴を今すぐ手放す必要はありません。履く時間や場面を見直すだけでも、足元の環境は変わっていきます。

つま先が細く足指を圧迫している

先の尖ったパンプスなど、つま先が細い形状の靴は、足指を横から締めつけます。

足指が自然に広がらない状態が続くと、足裏の細かい筋肉が使われにくくなり、アーチを支える力の低下にもつながりかねません。若い頃に細身の靴を履き続けてきた方は、その積み重ねが今の足の状態に関わっている場合もあります。

ヒールが高く前足部に体重が偏っている

ヒールが高い靴を履くと、つま先立ちに近い姿勢になり、重心が前に偏りやすくなります。前傾姿勢を強いられることで、足指の付け根の周辺へ圧力が集まりやすくなります。

とはいえ、職場の服装規定や法事への参列など、どうしても必要な場面もあるはずです。履く時間を短くする、移動のときは履き替えるといった工夫から取り入れてみてください。

かかとや甲を固定できない

スリッポンやミュールのように、かかとや甲を固定できない靴は、歩行時に足がずれやすくなります。すると足指で踏ん張って靴を保持する状態になりがちです。

また、S・M・Lといった大まかな区分の靴は、ブランドごとに基準が異なり、足の形へ細かく合わせられません。わずかなサイズのズレでも、毎日履き続ければ足への負担につながりかねません。cm表記でサイズを選べて、靴ひもや面ファスナーで調整できる靴のほうが安心です。

靴底が薄く衝撃が伝わりやすい構造である

底の薄いフラットシューズは、着地の衝撃を足裏で直接受け止めることになります。

見落としがちなのが、家の中で過ごす時間です。フローリングの上を素足やスリッパで歩く時間が長い方は、屋内で履くものについても見直してみるとよいでしょう。硬い床の上に立ち続ける時間が長いほど、足裏への負担は積み重なっていきます。

モートン病の方が試着のときに確認したいこと

モートン病の方が試着のときに確認したいこと

ここまでの条件は、実際に靴を履いてみて初めて判断できるものがほとんどです。そのうえで、売り場や自宅で試し履きするときに確かめておきたいことが2つあります。

スニーカーでもコンフォートシューズでも、確認する内容は男女で大きく変わりません。詳しく見ていきましょう。

①足幅と足囲まで測っているか

多くの方が足の長さだけで靴を選んでいます。しかし、本当に合う靴を見つけるには、足幅と足囲を知ることが欠かせません。

実際に計測してみると、思っていたサイズと違っていたというケースは珍しくありません。シューフィッターが在籍する専門店や、百貨店の計測イベントなどで測る機会があれば、一度活用してみてください。自分の足を客観的に知っておくことが、靴選びの精度を高めてくれます。

②実際に歩いて確かめられるか

座った状態だけで判断せず、必ず歩いて確認します。座っているときは快適でも、体重をかけて歩いた瞬間に窮屈さを感じることがあるためです。

また、足は夕方にかけてむくみやすいため、時間帯を変えて試すと失敗を減らしやすくなります。通販で購入する場合は、自宅でじっくり試し履きできる環境が整っているかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。

モートン病の方の靴選びに応えるJoyaシューズの特徴

ここまでの条件をすべて満たす靴を、自分で探し当てるのは簡単ではありません。スイス生まれのコンフォートシューズであるJoyaは、その条件に応える設計を追求してきたブランドです。

まず、靴底がつま先とかかとで反り上がった、ゆりかごのようなローリング形状をしています。足指の付け根を強く曲げずに、体重移動だけで前へ進む歩き方を促してくれる形です。痛みが出やすい蹴り出しの局面で、関節を反らせる角度そのものを抑えられます。

さらに、特許を取得した4層構造のポリウレタンソールを採用しています。

モートン病の方の靴選びに応えるJoyaシューズの特徴

スイス連邦工科大学(ETH)の研究では、素足と比較して約2〜5倍の衝撃を吸収すると報告されています。硬い路面からの突き上げが、足指の付け根に届きにくくなるでしょう。

つま先にはゆとりを持たせながら、面ファスナーや靴ひもで甲を締められる点も特徴です。前滑りを抑えつつ、足指まわりは締めつけません。硬い靴底で関節を守るか、やわらかい靴底で衝撃を防ぐかといった板挟みに悩まずに済むことが、Joyaを選ぶ理由になります。

ぜひ以下より、豊富なラインナップを見てみてください。

» Joyaのラインナップを見てみる

モートン病の方におすすめのJoyaレディースシューズ3選

足元をいたわる靴を選ぶとき、見た目まで諦めたくないという方は多いはずです。友人との外出や旅行で、足元だけ浮いてしまうのは避けたいものです。

ここでは、足指の付け根への負担に配慮しながら、普段の装いにもなじむJoyaのレディースモデルを3つ紹介します。いずれも甲を固定でき、つま先にゆとりのある設計です。歩く時間が長い日の一足として、ご検討ください。

Laura LightBrown

Laura LightBrown

Joyaの定番として人気のあるモデルです。

靴ひもで甲とかかとを固定しながら、サイドファスナーで脱ぎ履きできる仕様になっています。一度ひもを合わせておけば、毎回結び直す手間がかかりません。

明るすぎないライトブラウンが、足元をやわらかな印象に見せてくれます。旅行などで長く歩く日にも選びやすい一足です。

RelaxⅡ Black

RelaxⅡ Black

つま先まわりにゆとりを持たせ、アッパー(靴の甲を覆う部分)に縫い目のない設計が特徴のモデルです。

やわらかな牛革が足全体を包み込み、履き口が大きく開くため、脱ぎ履きもしやすくなっています。足指の圧迫が気になる方や、勤務中に靴を履き替える機会が多い方に向いています。

Audrey BlackⅡ

Audrey BlackⅡ

上品な印象を保ちながら、面ファスナーで甲まわりのフィット感を細かく調整できるモデルです。

靴の中で足が前へ滑るのを防ぎつつ、すっきりとしたブラックカラーで装いを選びません。普段のお出かけから、少しかしこまった場面まで幅広く使えます。きちんとした場面で履ける靴の選択肢が少なかった方にも、取り入れやすい一足でしょう。

なお、Joyaでは男性向けのモデルも展開しています。立ち仕事や通勤で長時間歩く方は、公式オンラインショップで豊富なラインナップをぜひご確認ください。

» Joyaのラインナップを見てみる

モートン病の靴選びは足に合う一足を見つけることから

足指の付け根の痛みに向き合ううえで、靴選びの基本になるのは、つま先にはゆとりを、甲とかかとにはフィット感をという合わせ方です。そのうえで、歩くときに足指の付け根を強く反らせずに済むかどうかを確かめてみてください。

あわせて、日常のなかでできる次のような工夫も取り入れてみましょう。

  • 長く歩いた日は無理をせず、靴を脱いで足を休ませる
  • お風呂上がりに、足指や足裏をやさしくほぐす
  • 硬い床の上で過ごす時間が長い場合は、屋内で履くものも見直す

ただし、靴はあくまで日常の負担に配慮するための選択肢であり、治療を目的とするものではありません。しびれや痛みが続く場合、安静にしていても症状がある場合、セルフケアを続けても変化がない場合は、整形外科など専門の医療機関へご相談ください。

足元に不安があると、外出そのものがおっくうになってしまいます。楽しみにしていた旅行や、友人との買い物の予定を、痛みを気にせず迎えられたら。毎日履く靴を見直すことは、そのための小さな一歩になるはずです。

Joyaの公式オンラインショップでは、ローリング形状と4層構造ソールを備えたモデルを、パンプスに近い一足からスニーカータイプまで幅広くご用意しています。サイズ交換無料や満足保証、全国送料無料でお届けする仕組みも整えていますので、ご自宅でゆっくり歩きながら、足に合うかどうかをお確かめいただけます。

» Joyaの靴をチェックしてみる

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

⚪︎⚪︎のアバター 佐々木 和義
ファイブリング株式会社
マーケティング部
マネージャー

Joyaオンラインショッピングサイト 店長

コンフォートシューズ「Joya」の販売・マーケティングに15年以上携わり、これまでに延べ1万人以上のお客様の足のお悩みや歩き方の相談を受けてきました。

店頭での接客経験をもとに、足にやさしい靴選び、歩行と足への負担軽減、足のトラブルに配慮した靴の選び方について情報発信を行っています。

目次