膝や腰の痛みに悩む人必見!寒い冬にやるべき10のケア

年間を通して膝や腰に痛みを感じている方も、寒い冬は特に痛みやすい…と感じますよね。
関節の痛みは、からだの冷えとともに、冬は特にひどく感じがちです。
そこで、この記事では
  • からだの冷えからくる関節痛の原因
  • 寒い冬に関節痛をひどくさせないための対策
 
についてご紹介します。
しっかり対策をし、真冬に備えましょう!

 

からだが冷えると余計に痛む!冬の関節痛はなぜ起こるの?

女性は特に、冬は末端の冷えを感じやすく、長年冷え性に悩んでいる方も少なくないですよね。
冬場にからだが冷え、関節が痛くなる原因は2つあります。

 

 

原因① からだの血行不良

寒くなるとからだの熱を逃がさないように、血管が収縮します。
血管が収縮した状態が続くことで、血液の流れが悪くなり、体温が低下。
その結果、関節や末端などの冷えを引き起こします。

また、血流不足が続くことで軟骨などに栄養が行きわたらない状態になります。からだの冷えは、関節痛の大きな原因になるといえ、冷え取り対策やからだの体温をあげることが関節痛緩和にもつながると考えられます。

 

原因② 厚着によるからだへの負担

サイズは大き過ぎても小さ過ぎても足には良くありません。足の指が動かせる程度のゆとりが必要です。
締め付け具合を調節できるひも靴が良いでしょう。
窮屈な靴幅でないか、くるぶしなどがぶつかって擦れるところはないかをチェックします。

 
 
 
 
 
 
 

寒い季節の痛みを緩和!冬にやるべき10のケア

では、実際寒い季節に関節痛をひどくさせないためにやるべきケアをご紹介します。
普段のケアで、痛みの感じ方は変わります。
すべての対策を実行することが難しくても、徐々に生活の中に取り入れてみてくださいね!

 

1. からだを温める食品を摂取しよう

冷えを和らげるには、温かいものを食べることが一番ですよね!
しかし実は、温かい食べ物にもからだを冷やしてしまう食べ物もあります。
以下で紹介する食べ物は、からだを温める食品です。ぜひ、積極的に摂取しましょう。
 
  • タマネギ、レンコン、ゴボウ、ニンジン、山芋、しょうが…などの根菜類
  • キムチ、納豆、チーズ…などの発酵食品
  • 赤みの魚、タコ、レバー…などの動物性食品
 
地中で育ったものやオレンジ色の食材はからだを温める食材に分類されます。

 

 

2. からだを温める飲み物を飲もう

からだを温めたい…と温かい緑茶を飲む方がいますが、緑茶はからだを冷やすため、温めにはNGです。
からだを温める飲み物は
  • ココア
  • 紅茶
  • ほうじ茶
  • 甘酒
  • 味噌汁
  • しょうがを使った飲み物
 
です。
甘酒や味噌汁は発酵させて作るため、からだを温めてくれます。
また、からだを芯から温めてくれるのはしょうが湯などのしょうがを使った飲み物です。
 
 

 

3. 保温性の高い衣服を着用しよう

しっかりと保温性の高い衣服を着れば、無理な厚着をしなくてすみます。
  • ハイネックやタートルネック → 首の周りをしっかり保温
  • 手首までカバーする袖のもの → 手首までしっかりと保温
  • おなか・腰回りを温めるアイテム → 内臓の冷えをしっかり予防
 
また、最近ではヒートテックなどの薄くて保温性の高い衣服も販売されています。
冷えやすい部分をカバーできる衣服を着用し、厚着にならないようにしましょう。

 

4. ウォーキングを取り入れよう

しっかりと運動習慣がある人は筋肉があるため、からだが冷えにくくなります。
逆に、運動習慣がなく筋肉量が少ないと、からだが冷えやすい状態になります。
毎日10~20分からでも、毎日の習慣に運動を取り入れましょう。
手軽にできるのがウォーキングです。
外が寒くて気分が乗らない…という場合でも、歩き始めれば5分もしないうちにからだはぽかぽかになりますよ!

 

 

5. 軽いストレッチを取り入れよう

関節痛に悩む多くの人が、関節の強張りや動かしにくさを感じています。
「痛いから」と動かさないことによって、さらに筋肉は硬直し、冷えを起こしやすい状態になります。
軽いストレッチを習慣にすることで、血流の改善が期待できます。
関節周囲のこりを普段から解消しておくことで、冷えにくいからだづくりをしましょう。

 

6. じっくり入浴を心がけよう

入浴は、筋肉を温めることで血液の流れをよくします。
その結果、筋肉の緊張や強張りをやわらげてくれます。

しかし、膝関節に強い痛みを感じている場合は高温浴は逆に患部を刺激してしまいます。
38~39℃のぬるま湯で、じっくりと温まりましょう。
「それではからだが冷えてしまう」という方は、部分浴もおすすめです。

 

 

 

7. 痛む患部は保温グッズを導入しよう

ねん挫などの関節のケガの場合、患部を冷やして治療しますが、慢性的な関節痛には温めるのが効果的です。
痛みが慢性的になると、痛めた局所が疲労し、筋肉が固くなり血流が悪くなります。
温めて血流を改善させ、痛んだ間接に十分な酸素と栄養が行き届くようにしてあげることが重要です。

膝回りの関節にはサポーターなどの保温グッズが複数販売されています。
保温することをメインにした綿製のものがおすすめです。

腰回りの痛みであれば、腹巻や貼るカイロを使用しましょう!

 

8. 首・腰・足首が冷えないように注意しよう

女性は特に、肌が適度に見えるファッションをしがちですが、寒い冬は首・腰・足首は露出しない服装を心がけましょう。

首・腰・足首を温めれば、全身の血流が循環しやすくなり、からだも冷えにくくなります。 特に首を温めると血の巡りもよくなり、自律神経が整い、冷えの症状にテキメンです。
外出から戻ったら、ホットタオルで首を温めるのもおすすめ!

 

9. 長時間同じ姿勢は要注意!

長時間同じ姿勢でいると、全身のあらゆる筋肉がこり固まります。
筋肉の硬直は血流が悪くなっている状態です。
仕事などで長時間座る方は、1時間おきに軽いストレッチや歩行をするように心がけてください。
また、長時間の立ち仕事では足が浮腫みやすくなります。
足首を回したり、ふくらはぎのマッサージを適度に行いましょう!

 

 

 

10. 暖房器具に頼りすぎずに体温をあげよう!

エアコンが普及し、365日一定温度の中で生活することも少なくないですよね。
しかし、エアコンに頼りすぎた生活をしていると、本来持っている体温調節機能が正常に働かなくなり、環境に影響されやすくなります。
体温調節機能が落ちれば、血流が悪くなり、手足だけが冷えて頭はのぼせた状態になります。
エアコンに頼り切った生活はかえってからだの冷えを引き起こす原因になってしまします。
日頃から軽い運動やストレッチを取り入れ、できるだけ暖房器具に依存しない対策をしましょう!

 

 

からだを温めてツラい痛みを緩和!寒い冬を乗り越えよう!

寒い冬はどうしてもからだが冷えやすくなります。
冷えは関節痛に大きな影響を与えます。
 
からだを温めるには
  • からだを温める食品を摂取する
  • からだを温める飲料を摂取する
  • 保温機能の高い衣服を着用する
  • ウォーキングを行う
  • ストレッチを行う
  • しっかりと入浴をする
  • 痛む関節には保温グッズを使う
  • 首・腰・足首を冷やさない
  • 長時間同じ姿勢を保たない
  • 暖房器具に頼り切りをやめる
 
以上、10個のケアをご紹介しました!
 
日常生活に取り入れられるものがほとんどです。
ぜひ、痛みがひどくならないように、寒い季節の対策を取り入れてくださいね!