膝痛の原因は加齢?|膝の痛みの原因と対策
「最近、膝がうずくなぁ。歳かなぁ…」
「最近、膝の痛みが気になるなぁ…」
「膝に違和感が…」
など感じることはありませんでしょうか?
膝が痛む原因は様々言われていますが、大きな原因の一つは「運動不足」だということをご存知でしょうか?(もちろん過度の運動も痛める原因になります)
この記事では、
- 膝の痛みを伴う傷害
- 膝が痛みやすい人の特徴
- 膝の痛みに悩まないための対策
についてご紹介します。
膝痛の原因について知り、自分に合った改善方法や対策を行うことが大切です。
ぜひ最後まで読んでお役立てください。
膝の痛みに繋がる予兆を感じたら
実は、「膝が痛い」と感じる前に、膝の痛みに繋がる予兆を感じている場合が多くあります。
<膝の痛みの予兆>
- 膝がなんとなく疼く
- 膝が重たい
- 膝の関節がかみ合っていない感じがする
膝の痛みの予兆は弱いものから強いものまで、感じ方は人によって様々です。
しかし、「痛み」を感じる前に膝に違和感を感じる人は少なくありません。
寝起きにからだを動かす時や、しゃがみこむ時、階段の上り下り、歩くとき、久しぶりに運動をする時など、膝に違和感を感じたら痛みの予兆かもしれません。
膝の痛みを伴う傷害
膝の痛みといっても、感じ方や痛みが強い場所は異なりますよね。
膝の障害には代表的にこのようなものがあります。
- 変形性膝関節症…膝軟骨のすり減りや筋力の衰えにより痛みが出る。
- 関節リウマチ…手の指や手関節などの小さな関節から膝を含む全身の関節が痛みが出る。
- 半月板損傷・靭帯損傷…スポーツの怪我や加齢による自然損傷により痛みが出る。
痛みを感じたら自己診断をして終えず、病院に行って検査を受けることも大切です。
正しい状況がわからなければ、対策もできません。
正しく膝の状況を把握し、適切に対策して改善しましょう。
膝痛に悩む人の特徴
膝痛に悩む人の多くは40代以降の方です。
変形性膝関節症の患者さんは、潜在を含めて2,500万人ともいわれ、65歳以上の方の75%にあたります。
さらに軟骨の損傷などそれ以外の症状も含めると、65歳以上のほぼ全員が膝のトラブルを抱えているといっても過言ではありません。
- 最近体重が増えた。
- 健康診断で過体重の指摘を受けた。
- 普段から運動はまったくしていない。
など、膝痛に直接関係があるように思われないところにも原因が隠れています。
また、20代や30代の方の膝痛でも、上記は当てはまります。
膝の痛みに悩まないための対策とは?
膝痛を感じている人の多くが「運動不足」になっています。
膝の痛みに悩まされないためには、適度な運動をして、膝のクッションとなる筋肉を鍛えることが大切です。
しかし、「筋肉を鍛えなきゃ!」と急激な運動は禁物です。
しかし、「筋肉を鍛えなきゃ!」と急激な運動は禁物です。
筋肉は1日にしてならず。筋肉は継続して鍛える必要があります。
膝の痛み対策には運動が一番!
膝の痛みを引き起こさないためには、適度な運動が必須です。
ジムなどで運動するのもいいですし、家で行えるストレッチや、ちょっとしたウォーキングもとても効果的です。
たまに頑張ることではなく、継続して運動することで筋肉を鍛えられます。
たまに頑張ることではなく、継続して運動することで筋肉を鍛えられます。
膝に限った話ではなく「運動不足は万病の元」です。
無理なく続けられる自分に合う方法を見つけましょう。
膝の痛みには保護・補助サポーターを使ってみよう
膝が痛むときの歩行には膝関節をサポートする保護サポーターの助けを借りるのもいいでしょう。
サポーターを装着することで、筋肉が弱くなり不安定になった関節をある程度安定させ、関節への負担を減らすことができます。
膝の状況に合わせて、
- 圧迫機能
- 支持・安定機能
- 保温機能
など、サポーターの機能も選定することが肝心です。
靴底をチェックして歩き方に異常はないか確認しよう
自分の靴底をまじまじと見たことはありますでしょうか?
靴底の減り方には歩き方のクセが現れます。
<問題がある靴底の状態>
- 内側ばかりがすり減っている
- 外側ばかりがすり減っている
どちらも膝関節や足首などの関節に負担がかかる歩き方になっています。
このような状態では、せっかく健康のためにはじめたウォーキングで身体を壊してしまうという残念な結果になってしまいます。
理想はあおり歩行といわれる、まず踵が地面に接地し、足の外側(小指側)を通って親指に抜ける歩き方です。
専門的に見てくれるお店で相談してみるのも良いでしょう。
膝痛の原因を理解して、対策改善をしよう
一口に「膝痛」といっても、さまざまな症状、原因があります。
- 運動不足のせいかな?
- 体重が増えたせいかな?
- 関節の病気のせいかな?
- 過度な運動のせいかな?
と、まずはなぜ自分の膝が痛むのかを知ることが大切です。
その上で、
- 運動不足の解消
- 膝関節に効くサポーターの導入
- 歩き方をサポートしてくれる靴の購入
などの、膝の痛みを改善できる対策を行いましょう。
膝の痛みを抱えている方はとても多く、誰にでも起こりうることです。
そして、膝の痛みは一度発症するとなかなか根治は難しいと言われています。
だからこそ、早めに対策をして、いつまでも快適に日常生活を楽しみましょう。